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2009
07.09

回る

Category: 未分類
九〇 骨を連続させる

ちょっと仕切り直しだ。
もっと原始的にな。
おめぇに合わせてよ。
からだを使って背骨を数えることにすっからな。
いいか。
こうやって。
ゴロンと前回りしてみるんだ。
ゆっくりとよ。
からだを丸めて。
背骨を畳に一つ一つ着けるようにして。
キャタピラーみたいに。
そうすっと、畳に着いた骨は数えられるべ。
「わかった。今度は簡単だ」
いいか。
こうやってからだ丸こくしてよ、首根っこの骨から着けて、クルリと回るんだぞ。
「わかった、わかった」
ゆっくりだぞ。ゆっくりって!
「ド ッ ダ!   うっ!」
言わんこっちゃねぇ。
おめぇ、最初の骨と尻しか着いてないでねえか。
まず、俺の言うことちゃんと聞けじ。
いいか、一つ一つの骨を出っ張らせるつもりでよ、ゆっくり、ゆっくり、連続して畳に着くようにして、そして数えるんだ。連続してっと滑らかだし、ドーンてなんねべって、おい。
「ド タ タ うぅ」
 ・・・
「三つ数えられたぞ」
 ・・・
「ドタタタ ぅぅ」
 ・・・
「四つになった」
 ・・・すごい、進歩だな。
「んだな。目まで回ったは。今度は後ろ回りしてみる」
おお、そうか。やれやれ。
「クルリ。なんだか分かってきたな」
頭も回るようになったか?
「俺は尻と腰の骨は着くし、首の根元も2、3個着く。げんどその間の骨がほとんど着かねぇ。ここが着くようになれば、俺の人生もっと豊かになっかもな」
おめぇ、舌まで回ってるでねえか。
「次の稽古はどういたしましょうか」
 気まで回ってる・・・


つづく
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コメント
回るなんてなんとも久しぶりです。背骨を数えようとしながら回ったところ意外にくるっと、私にしてはなめらかな回りぶりで嬉しくなりました。
で、も一度。でも数えらんねがったです。
たびざるdot 2009.07.12 09:59 | 編集
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