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2009
04.28

桜の宿題・答え合せ

Category: 未分類
五六 実感を答えとする 

地元の桜回廊、江戸彼岸桜も散ってしまったは。
んだから桜の宿題、答え合せすっぺね。
「たびざる」さんしか参加してくれなかったげんど。

桜の正面はどこか。桜はどっちを向いているか。普通に考えたら陽のあたる方だべな。お日様の方。たいていの生き物は光の方向に伸びてくからな。
だったら朝日の方だべか、夕日の方だべか。真ん中だべか。
もしかしたら、木っていうのは外見は止まっているようにしか見えねけんど、実は中身は動いてて、東から西へ、一日のうちに正面が移り変わっているのかもしれね。
桜は夜も咲いてるから、日本人みたいにお月様の光も結構好きなのかもしれね。
桜が上空ばっかり見てたら、人と目が合うことなんてないな。元来、桜は人なんて相手にしていないのかもしんね。

こんな感じでいろいろ想像できるけんど、所詮は他人事になっちまう。自分のことでねえから、勝手になんぼでも考えられる。

答えっていうのは自分自身に実感なけれりゃ意味がねえべな。
例えば桜の木と睨めっこしてる、と実感したところが正面とか、目線がパチパチって合ったって感じたところとか、不吉に思ったところが正面とか。

しかしよ、「たびざる」さんみたいに、ああでもないこうでもないって模索して旅するていうのも、いいんでねえべか。そっちの方が宇宙に近づいているかも。答えの方からこっちさやってくる気がする。


コメントにも書いたげんど、茶人の言葉さ「茶室はあるじの身体だから客は入るまえに最善の礼をつくさなければならない」というのがある。これをそのまんま桜の木に当てはめるべ。
桜の木の下は桜の縄張り、桜の身体だべ。近づいていって、なんだかよそ様の土地に入ったみたいな後ろめたさを感じたら、そっから先は桜の身体ってことだ。
一旦止まって失礼のないように最善の礼して入らなければなんねよ。そしてお邪魔して木の幹のところまで進んでいく。そして幹に触れさせてもらって、そこから外をぐるりと眺めてみんなだ。桜の木になった気分でよ。
外から桜を見るのと全然違う世界だべ。
そっから見ててふっと視線が止まるところがある。ピタッと定まるっていうか、そんなとこ。
そこを桜の木は見ていたんだべ。そこが桜の正面だ。
しばらくその方向を見ているとパノラマみたいに世界が広がっていくぞ。


なに?奇麗な女子に目が止まった?
そうか、その桜の木は健全な青年だったんだごて。
樹齢千二百年の江戸彼岸桜だ?
そうか、老いてなお元気、なんだべねえ。

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