--
--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009
03.22

骨笛

Category: 未分類
四一 骨と記憶

福島に阿武隈洞っていう鍾乳洞の名所があるべ。中は冷んやりとして、ひっそりとして沈かなんだ。ずっと腐らないんだと。水滴の形だけが積もって変形してくんだ。
骨の内部も鍾乳洞に似ったした。空洞で、どこかひんやりとしてどこかひっそりとして、しづか。。
からだの中で、何かを保存するなら、骨の中が一番だべね

篠笛奏者の森美和子さんが言ってだった。「笛の音は原初の風を響かせてる。骨の髄まで響くから」
篠笛も尺八も節があって中が空洞の植物で作られった。骨と響きあうのは、わかるなぁ。
角笛というもあるし骨笛もある。骨笛は通常鳥の骨で作るそうだげんど、笛の一番はじめは人骨だったんでないんだべか。人が死んで土葬していた時代も、唯一骨だけは残る。亡くなってしまった大切な人の音色を、その真っ白な形見によって甦らせたいと笛を作ったって。

骨は代々の音を大切に仕舞っている保管庫だべよ。
関連記事

トラックバックURL
http://nakaemon.blog67.fc2.com/tb.php/43-da606094
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。