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2010
01.10

ブルーチーズ・大人の階段

Category: 未分類
一四九 腹で食ふ

正月に小学6年の息子と「人気シェフのイタリアン・ジェラード」って看板ある店に入ったなだ。
仙台のよ。
息子はバニラとチーズのダブルを頼んだな。
白くて丸いお皿に2コの丸いジェラードがお洒落に盛られてたのよ。
どんな顔して食うんだべと息子の顔をながめてたんだ。

息子はいきなり眉間にしわ寄せて水をがぶがぶ飲み始めたな。
そして「ダメだー」と舌を出した。
異常事態だ。
「何したなや?」って聞いたら「うえー!」って首を振る。
だからチョコッともらって食ってみたなよ。
そうしたら俺にも「うっ!」と異常事態が発生してしまった。

チーズはチーズでもブルーチーズだったなよ。
改めてメニューを見てみたら、「ゴルゴンゾーラ」て書いてあった。
こりゃあダメだ。俺の苦手なやつなだ。
上手く加工していて匂いが出ないようにしてあったな。

「これ、食ってけろは」
すでに息子がバニラとゴルゴンゾーラを綺麗に分けてる。
そしてつぶらな瞳でこっちを見る。
俺は腹をくくった。
しょうがないこれも何かの縁だ。
「これゃあ、お前には分からない大人の味ってやつだ」
半分は自分に言い聞かせて食ったよ。

このゴルゴンゾーラは美味で有名らしいなだ。美味いって感じている人が沢山いるってことは、そう感じるコツってのがどっかにあるはずなだ。俺はそのコツを知らないだけなだ。だからそのコツをつかめばいいなだ。

初めにスプーンですくって舌の上に置く。ここまではいい。ちょっとおいしい、とも思う。そこから0,5秒後に「う!」っという不快感がやって来る。
けんど何度か口に運んでいるうちに、手がかりを見つけたなだ。
「う!まずい!」という感覚は口から上だけ、特に鼻の周りにだけ発生しているなだ。逆に喉から下、特に腹の辺りは食った後、スーッと落ち着いていく感じがする。
それと、ゴルゴンゾーラの強烈な味は舌の先でだけ感じる。舌の奥にアイスを置けば味がしない。
舌の奥にアイスを置いて腹に意識を落としていく。決して口から上に集注しない。

結構いいよ。美味しいじゃないですか。
俺はこれで「ゴルゴンゾーラ」を克服しました。
大人への階段は上るのではなく、奥に下って行かねばならないのです。
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