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2009
10.11

心はハラにある?

Category: 未分類
一三〇 腹をさぐる

この間、小学校の家庭科クラブに、お茶の先生として呼ばれてきたなだ。
縁あって、今年で三回目になるなだ。
着物に袴でびしっときめてよ。
四年生から六年生まで、二十人ぐらいいたっけ。
五分前なのに、みんな座って待っててけっちぇだった。

俺は正面をはずして坐し、礼をした。
みんなもニヤニヤしながら俺に合わせてくれた。

まずはじめに質問した。
「みんなは、自分の心、何処さあるど思う?」
子どもたちは何が始まるのかと互いに顔を見合わせてたよ。
「んじゃ、聞くぞ。頭にあると思う人!」
シーン
「胸にあると思う人!」
互いにキョロキョロしながら、二、三人、手を引っ込めたりあげたりしった。
「腹にあると思う人!」
そう言った途端、パパパパっと手があがった。
六年生はニコニコしている。
なんじゃこりゃ。


種明かしをすればよ、去年もおんなじこと聞いたなだ。
それを覚えていてくれたんだな。

別に俺は「腹に心がある」なんて言ってねえよ。
東京の子どもたちは頭に、昔の日本人は腹にあると思っていたらしいって伝えただけだ。
そして、昔の日本人が感じたように、腹の心があったまるような茶をたてるべって言っただけだ。


子どもたちは、ほんとは腹に心があるなんて思ってないべ。
俺に気をつかってくれたんだべなぁ。
こういうふうに答えたほうがお茶の先生、喜ぶんでないかってよ。
だけんど、去年のことを覚えているってことだけでも、そりゃあ、有難いべした。

何はともあれ、日本広しといえども、心は腹にあるって自ら手を挙げるのは、この小学校、家庭科クラブだけだと思うなよ。
それってすごいことだべ。



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