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2009
08.23

運転動法・エピローグ

Category: 未分類
百十 動法の可能性

自動車屋の店長さんと、交通事故を減らすにはどうしたらいいかって話しになったんだ。
オレはよ、「フロントガラスに運転手の顔が大きく映し出されるプロジェクター搭載の車しか売れなくなるよう法律化すればいいなだ。外から顔が見えると悪いことできなくなるべ。みっともないことも出来なくなる。車に乗るってこと自体、緊張しなければなんねくなる。
オレだは車が凶器で怖いって知っていても、すぐ忘れるべ。
車内は個室で安泰してしまう。
車に顔が出たら個室じゃなくなるした。
みんな見てるから気持ちも引き締まるべな」って言った。
店長は笑った。
「それじゃ、車が売れねくなる」
その通りだ。車が売れるのは、今の時代、利便性があるからだけじゃねえんだ。
男が最もリラックスできる場所として、トイレと競い合っているぐらいだからな。


運転動法を少しづつでも続けていくとよ、すれ違う車の、運転している人の顔が気になるようになるんだ。どんな車種かとかじゃなく、どんな顔のどんな表情をした人とすれ違ったかが記憶に残るなだ。
もっと続けていくとよ、今度はどんな姿勢で運転してるかに注意が向く。外からは見えないけれど、見えるような気になってくるなだ。
足はだらりと放り投げられているとかイライラして貧乏ゆすりしているとか音楽にのって拍子をとっているとか。
終いには空気の車に乗った生身の人間が滑っているような気にさえなる。金属の塊が道を走っているのでなく、人間が高速で行ったり来たりすれ違っている。


プロジェクターなんて搭載しなくても、自らの身体を律しさえすれば、見えてくるんだは。

半端なえ。
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