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2009
08.02

汗の効力

Category: 未分類
百 記憶を流す 

京都の稽古会から帰ってきて三日三晩、まだ風呂さ入っていねえなよ。
汗がからだにまとわりついったままだけんど、嫌な感じがしねぇのよ。
夏なのによ。
こっちの夜は冷えるからかな。


ところでよ、汗の効力を発見したぞ。
公害物質を排出するとか外の刺激から皮膚を護るとかそういうんじゃないやつだ。


体験を記憶する
これだ。

汗が出るっていうのはよ、少なくともからだの中が動いたっていう証だべ。
その汗は、その場その時の空気とも触れてるわけだべ。
からだも動き、汗も動き、共に動き・・・
その循環を考えると、汗に記憶がしみ込んでるって考えても、そうおかしなことではないべ。


だってよ、未だに京都で稽古したときの感覚が生々しく残ってるからよ。
普通こんなのないよ。
普段のように風呂に入ってればよ、三日たてば三分の一くらいに体験が薄まるはずだからよ。

汗はすごんい。
汗に感謝。


ところがだよ。
思わぬ落とし穴だ。
こうも考えられる。
汗は俺の動いた形跡として出たわけだから、言い換えれば、俺の身体の動きの残骸ってことになる。
屍。むくろだ。

汗をかく 恥をかく、欲をかく、いびきをかく

なんとまあ、古来「かく」という言葉は、なにか良からぬものがからだの中から出てくるときに使われった。
ということは、汗は、あんまりいい形跡じゃないかもしんねぇってことだ。
ということは、俺の記憶もあんまりいいもんじゃないかもしんねってことだした。

こりゃいかんぞ。
まったく逆さまだした。
汗をかいたら流さにゃいかんのだべした。



ということで
これから汗を流しに風呂に入ることにいたしました。
毎日風呂に入る日本文化よ、万歳。
新しい身体になって、仙台の稽古に出かけてきます。

残骸よ、さいなら。
記憶よ、さいなら。
京都よ、さいなら。
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