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2012
02.16

緩む力

Category: 未分類
二二二 熱

この間の日曜日、中学校の息子を連れて酒田まで行ってきた。
軽のワゴンの後ろをフラットにして布団を敷いて、朝の3時半家を出て、月山を越え田麦又峠を越え湯殿山を越えて、途中マイナス7度の道を、氷ったワイパー動かし、暖房を最高に上げ、吹雪の中を凍えながら何とか行ってきた。息子はジャンバーを着たまま布団にじっと丸まっていた。
春の全国水泳大会の予選会が酒田で行われたのだ。


全国大会の切符を手にし、帰りの車で息子は布団ですぐに眠入った。
夜の7時。オヤジは再びあの山々を越えていかねばならない。気温はマイナス7度、条件はおんなじだ。俺は体を引き締めて雪山の中へ突入した。
けれども何かが違っていた。
行きと比べて暖かい。俺は暖房を最大から中に、さらに小へと換えた。それでもあったかい。どうしたのだろうと思ったら、息子が後ろでグーグー寝ていた。布団を蹴やってジャージ姿で。しかも汗までかいている。
ほうほう、そうかそうか、でもよ。目的を達成して、緊張していたからだが緩んでいるんだんだろうけどよ、このあったかさ、尋常じゃない。雪山溶かす勢いだ。
からだが緩むってこんなに多くのエネルギーを放出するものかいな。暖房なんていらないぞ。

引き締めて緩める、引き締めて緩める。それだけで人間、一冬暮らせるかもしれないぞ。
いやはや、緩む力というものを侮っていたとつくづく思いながら雪山を息子に温められて帰ったというお話でした。

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