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2011
10.19

第4回体句会「草の実」投句公開

Category: 未分類
二一八 であう


1 草の実を胸に飾って帰り道 

2 大爺や草の実色の指の節 

3 草の実を顔いっぱいに家出犬 

4 草の実の生命(いのち)はじけし土ふまず

5 山すそに草の実を聴く一ト日かな 

6 野歩きに草の実はじけ耳すます 

7 両の手で草の実すくひ明日へ結ふ 

8 草の実や睫毛に絡む彼方かな 

9 草の実を吹く唇のやわらかさ 

10 クルマ避(よ)く草の実ひとつ目が合って

11 草の実の一粒つよし我よりも

12 草の実や去り行く足に縋り付く


●選句方法
自作以外でもっとも佳いと思った一句とその選評を、右の投稿フォームにてお送りください。〆切は月末です。俳号も忘れずにお書添え下さい。選句はオープン参加です。投句していない方もどうぞ。

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2011
10.03

第3回体句会「月」結果発表

Category: 未分類
二一七 つき合う
兼題「月」

体句賞 四点

かろき足月の都の君らしさ           荘弓
●「一瞬かぐや姫を想像した句」彬
●「ロマンを感じる」北野灰
●「失恋を詠んだ恋の句。さらっと振った後の彼女のかろやかな身のこなし、それこそが彼女らしい魅力であり、まるで月の都に帰ってしまう「かぐや姫」のように美しい、ちょっと手の届かないような、みんなのあこがれの女性なのでしょう。振られたことに対して、恨みや怒りなどの悪い感情は微塵もなく、ただただ彼女のよいところを見ている、少し悲しいけれど、とてもあたたかい句ですね。作者の人柄を感じました。秋は人が恋しくなる季節ですね」緑木
●「・・・」雪人


三点句
丑三つに背伸びする窓小望月(こもちづき) かかちん
●「独房の小さな窓から明日の望月をまっているのでしょうか」祐子
●「幼い子供なのでしょうか?魔物の時間と美しさ、怖さだけではない不思議な心地が伝わってきます」音無
●「かわいらしさがいい」実野月


二点句
病む犬の鼻かがやかす昼の月         祐子
●「犬は自分を犬だとはおもっていないはず。一歩引き寄せた表現を期待」ごまめ
●「昼の月、って新月なのでしょうか。わんこ、回復するといいですね」かかちん


一点句
老いの背をやわらに包む月光(つきひかり)  彬
●「読んでてこの句を包んでいたかも」荘弓

丸描けばそこに月ある今宵かな        ふうりん
●「自分のからだを観想しているひとの句と捉えました。ハラもシリも肩も節々も、名月のときは何処を観ても丸に目が行く。きっとからだに月が沁みこんでいるのでしょうね」蘆白

吊床(つりどこ)のやうな三日月身をあずけむ ごまめ
●「ちょっと冷たい月に揺られて見る夢???すべてのものが次々と通り抜けていく???透明な夢」ふうりん

雲くぐりぬっと面(つら)出す月に吠え      緑木  
●「私も吠えてみたいです」野夫石




仲右エ門より
「雪月花」っていうように、昔から日本人の心をとらえてはなさねえ、そんな季語の横綱「月」、が今回の兼題だったけし。からだとの様々なかかわり、発見できたべか。
月は昔から、何かと色っぽく表現されった。
「月の舟」は、空を海に、月を舟にたとえた語。「月の都」は、月にあるといわれる想像上の宮殿のこと。
「憑く」が月のもともとの語源だと言う人いたっけ。そう言われれば月はどこへ行っても俺らにくっついてくるなっし。
太陽はくっついてこないのに、不思議だなっし。
月にはいろんな名前があるべ。今回の句会にだって、三日月、小望月、十六夜月、昼の月って名前が出てきた。ひと月、だいたい三十日、一日ごとに形が変わる。二十面相を越える三十面相なわけだから、飽きないべ。いろんな面持ちの月と膝つき合わせて毎日お見合いできるんだべや。いいべえ。
一方のお日様は、毎日おんなじ顔だ。そりゃあ、つらい。


体句について
体育の条件①575②和語(全部訓読み)③からだ言葉。
今回は③の話。
からだ言葉を入れるっていうけんど、どこまでがからだ言葉なんだべ?
腹とか腰とか名詞だと分かっけど、動詞とか形容詞だとよくわかんねえ。擬音語擬態語とかはどうなってんだべ、とか。
いろんな疑問の声を耳にしったし。
人間が行なう動作は全部、からだ言葉だべかあ。
からだが動いているんだからなあ。
そんときに出る音もからだ言葉だべかあ。感情もからだの中から生まれくるから、からだ言葉だべかあ。
それじゃあ、全部、何でもだべしたねえ。
もともと人間に関係しない言葉なんてないし、からだにも必ず関係してくる。
こりゃあ、困った。
作者自身がからだの実感を持って句を作れば、どんな句でも体句なんだべ。
たとえば「哀しみ」という言葉を、イメージ語として使うのと、作者自身が腹、背もしくは胸の中に起こる具体的実感をもって使うのと全然違う。
こんげなふうに「哀しみ」はからだ言葉です、ってのは、最終目標だなっし。

今しばらくはごまかしのきかない具体的なからだ言葉(腹、腰、胸・・・)を入れてやっていけばよ、そのうち辿りつくべ。

ということで次回10月は天から地におりて「草の実」が兼題だけっし。ご参加、お待ちしますっし。




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