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2011
03.30

東北より

Category: 未分類
二〇四 当事者になる


みなさまへ

この度は、心ある多くの言葉、思いを届けていただき、ほんとうに有難うございました。
東北はいまだ出口の見えない困難と危機の真っ只中にいます。それでも人々は前へ進もうとしています。
私は宮城県で身体教育研究所の稽古会を開いていますが、そこに集う稽古仲間全員と連絡がとれたのは地震後一週間たってからでした。運良くみんな無事で、話を聞けば、ガソリンが無いので片道20キロを自転車で通勤している女性がいたり、自分の家がガタガタなのに津波被災地へボランティアに出向く青年がいたり、寒くて眠れないからこんなときに行なう脱力動法はないかと問い返すご婦人や、住居を失った人たちの世話役をかっている女性がいたりと、みんなたんたんとして力強く生きていました。人類の歴史に刻まれる深刻な出来事の中を、いとも当たり前に生活しておりました。
ここに住む人たちは声を荒らげて自己主張することはありません。反論することも少ないです。しづかに耐え忍んで、受け入れ、そしてゆっくりとうなずきます。どんなときも諦めないし、そして笑顔も忘れません。
私は今ほど、東北を誇りに思ったことはありません。
かつてないほどの、生命、を感じています。
日本全土の悲しみを、新しい大きな力に変えながら、繋がり合って、交わり合って、関わり合って、これからも東北人は生きていくのだと思います。
ぜひ東北にいらしてください。きっと誰かが笑顔で待っています。

紺野信吾
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