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2010
06.24

諸行無常の微笑

Category: 未分類
一七二 いろんな前提 

テレビ中継。
災害地で、被害にあった人たちがインタビューを受けている。
笑みを浮かべている。
一見、不謹慎にみえる。
しかし笑を浮かべている当の本人が被害者なのである。

この微笑の意味するものとは何か。


日本人は葬式のときだって、笑む。
冷害にあっても地震にあっても、笑む。
この微笑の前提とは。


無常観。

人が自然に対して無力を感じるときの、笑み。
常に止まらず留まらず常に変わって壊れていくという世の摂理。
そこはかとない悲しみ。
それが前提になっている。


どんなときだって人は笑む。

目に見えない前提を共有できるようになることを、大人になる、という。
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2010
06.21

はなさない男

Category: 未分類
一七一 前提を保つ 

今回はこちらから実況させていただきます。
とは言っても前回の続きです。
「前提」が前提という話、で進めていきたいと思います。

まず簡単に一言述べさせていただきます。

前提となるものを一定に保つ。

これを心がけるだけで動法っぽくなります。


日常の中の、普段どおりの所作、立ったり座ったり寝そべったり・・・、そういうのは、何も前提としていない動作です。
何となくいつもの通り、動いているだけです。
ですからからだを動かしても、何ら満足感を得ることができません。外目もサマにはなりません。

ところがちょっと前提を定めると、立ち振る舞いがハタと引き締まり、動作一つにもやり切った感が生まれてきます。


でも、前提って何のこと?
ということになりますが、例えばですね、こうです。

からだを動かす際に、それだけは動かさない、というのを前提にしてみる。


ハサミで紙を切るとします。
前提、を掲げます。
「小指の位置は動かさない」
これが前提。
それで紙を切ってみます。

どうでしょう?
緊張が生まれてそうでしょ。
手の中だけでなくからだ中に。
切れば切るほど腰の辺が定まってるような、結構さまになってくるような。

前提は何でもいいみたいです。動作中、それを一定に保つことを心がけさえすればいいようです。



前振りはこれくらいにして。
今、こちらには、窓拭き名人の花嶋千蔵さんがいらしています。
これから、スクイージを使って作業していただきたいと思います。
花嶋さんに、こちらのビルの大窓を拭きあげていただきます。

無口な人なので挨拶などは省略させていただきます。

それでは早速ですが、どうぞ。

あっという間でしたね。
一回もガラスから離さずに曲線直線、手首肘肩腰、器用に使って大ガラスを拭きあげていただきました。
「技」ですね。
一度ガラス面にスクイージを付けてから、最後まで離さず一気に拭きあげられました。まさしく一気に一息に、でした。

花嶋さん、上手なもんですね。

花嶋さんは、普段の生活から、何でも離さないことを心がけてるそうです。床から足裏も離さない。目的地に着くまで、すり足で一気に滑っていくそうです。
それでは花嶋さん、何かひとこと。

「・・・」

やはり、何も話されないですね。花嶋さんは、話さないということを前提に出演されていましたので。

以上、山型テレビ本社前庭からお伝えいたしました。







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2010
06.17

風の向こう側

Category: 未分類
一七〇 前提となっているものを知る

「馬鹿だねえ、まったく」

そんなこと言われても嬉しいときってあっぺ。
好意を持たれているなってことが分かってっときよ。
「馬鹿」ってのは本気で言ってないなって感じるときよ。
「しょうがない、でも愛らしい人」みたいなニュアンスが伝わってくるときよ。

心許せる間柄のときは、結構、「言葉の意味」と「内面の真意」、そのズレを遊ぶことってあるべした。
表出したものとその奥に隠れているもの。
今回はそんな話なのよ。


ここに一本の団扇があるなだ。
もらいものだ。
けれどもただの団扇じゃない。
手作りの団扇なだ。
しかも
冬に作った代物だ。
職人が寒いおもいをして、かじかみながら作ったなだ。
その上、和紙なだ。
紙漉きは冬の仕事って相場はきまってだ。
もともと農閑期の仕事だからよ。
それに冬場は「ねり」がうまくできる。
「ねり」ってのは、紙の素材、つまり根っこや茎の革を叩き潰して粘り成分を取り出す作業だ。
寒くても水が冷たくても、冬の方が適しったなだ。

ここにある一本の団扇はそんな前提のある団扇なのよ。
で、あおいでみるべ。
からだに風があたる。
どんな感じだと思う?


想像どおりの感じなだ。


上の例でいけば「馬鹿」という言葉が風。
けれども奥に隠れている前提だけが身体に伝わる。



 ス   ズ   シ   イ   ・   ・   ・





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2010
06.06

地下足袋感覚が日本を救う

Category: 未分類
一六九 つかむ

地下足袋を履いて山に行ったなだ。
ゼンマイ採りに行ったなだ。
ゼンマイは山奥でないと生えていないからどんどんのぼったなだ。


地下足袋っておもしぇーぞ。
地面をつかむ感じがする。
猿みたいによ。
立っているのに足って感じがしない。
後の手で立っている感じがする。
手が四本。

変な感じだけど。
大地をつかむって、ええぞ。

赤ちゃんが初めて立ったとき、こんな気分だったんでないべか。

四つ手だからふんばらない。蹴っぽらない。

りきみも腰も消える。

そのかわり、かんなり身軽になる。
木から木へ、枝から枝へ、簡単に飛び移れる。
どんな崖でも、平気、へっちゃら。


そういえば、鳶職人は地下足袋だべ。
木材を足でつかみながら歩けるからだそ。
手が四つあると、高所恐怖症もなくなるし。


しかし、この地下足袋感覚を今一番必要としているのは、岡ちゃんだべ。

もうすぐサッカー・ワールドカップが始まるは。
日本チームは相変わらずの不振だ。

日本人が足でもって世界と戦おうってのがどだい無理なんだべ。
日本の伝統は手仕事って決まってんだから。
手仕事だったらどの国にも負けないのによ。

だったら足を手に変えたらええんでないかい。
地下足袋履いて、手仕事的サッカーすればええんだ。

誰か、サッカー用地下足袋シューズをこしらえてけろ。
それだけで日本は世界を覆せるぞ。
地下足袋感覚で世界をつかむのだ。

五本指シューズ


http://news.walkerplus.com/2010/0421/14/
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