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2009
06.27

正しきを否とす・・・肉月編

Category: 未分類
八六 正しいことを否定する

「月とからだとは深い関係にあって、腕、肩、胸、脳、腰、腹、腸、臓、骨、股、脂・・・からだを示す漢字にも月が使われています」
月をこよなく愛している人たちが使うセリフだ。
それに対して漢字にうるさい人たちが反論すっぺよ。
「腕、肩、胸・・・これら体を表わす漢字の月は肉月といって、月を表わしているんじゃないんですよ。元は肉という字なんです。それを簡略化するために作った字なんです。ですから夜空に出ている月とは関係ないんです」
動法を愛でてる人も黙っていねべな。
「関係ないわけないべぇ。
なるほど初めは肉だったかもしんね。肉が潰れてできた字なのかもしんね。
けんどな、簡略した人が、何で月と同じ字にしたんだぇ。
肉にこだわりがあったら月と同じになんかしなかったべ。
月と勘違いされてもいいってどっかで思ってたから、そうしたんだべよ。
むしろ月と関係性を持たせたかったのかもしんないよ。暗黙裡でよ。
だいたい、確かなことなんて誰も分かんねんだから。何が正しいのが、なんて追求してもつまんねべ。
人によって、時代によってどんどん変わっていぐ。
どう変わるか、そこにこそ面白みがあるってことだべよ。
そうだべ、先生」
師、曰く。
「言ひほせて何がある」




 ・・・
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2009
06.26

名人は

Category: 未分類

五                        名
                          人
名                         は
言                         あ
で                         や
稽                         ふ
古                         き
す                          所
る                          に
                           遊
第                          ぶ 
二                                    こ
弾                                  れ                          
                                    も
                                     芭
                                     蕉
                                      さ
                                      ま
                                      だ
                                      べ
                                       ぇ







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2009
06.23

昨日の我に飽く

Category: 未分類

八四 上手になる筋道 

一昨日は夏至で今日は新月だ。旧暦でいうと今年2回目の5月1日だよ。閏月だから。 今年は夏が1カ月多いんだよ。
夏ど真ん中な、こんな妙なる日にふさわしい古人の「言の葉」を掲げてみんべ。






「上手になる道筋たしかにあり。師によらず、弟子によらず、流によらず、器によらず、畢竟句数多く吐き出したるものの、昨日の我に飽きける人こそ上手なり」






ちょっと近寄れないべ。

 

 

 


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2009
06.21

骨々感

Category: 未分類
八三 通り抜けさせる

大工の深田さんは、家は骨組みが大事、と言った。
人でいえば関節だな。
動法では関節を骨っていってるわけだから、家でも木組みのところが骨、なんだべね。

木を組み合わせるというのは固定することではなくて、木材と木材を関係つけるということだべ。
一本の木が家全体につながるようにするってことだべ。
こういう家って長持ちするんだと。
なんでかというと、いろんなものを通りぬけさせるからなんだと。

地震が来たら自身も揺れて力を通りぬけさせ、最後に空中に放出していく。
嵐が来ても大雪になっても、受け入れて、そして逃がしていく。
いろんなものが通りぬける家。

いろんなものが通りぬけるからだ。
家はからだの感性をベースにしているわけだからよ、昔の日本人は受け入れ自在、通り抜け自在っていうふうにからだを捉えてた、ということにもなるべ。


ええね、いろんなものが素通りしてとどまっていないって。
涼しいねえ。

この際だからよ、
電気も電波も音も光も風も細菌も力も噂も欠点も季節も時代も人も全部、からだを通り抜けさせてみっぺは。
骨々感覚で。
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2009
06.18

骨唄

Category: 未分類
八二 体の中へ声を出す 

声は外に向かって出さない。
中に向かって発つんだべ。

すると、骨に響ぐ。


面白いの見つけたべ。
地方の宝・氷口御祝を歌い継ぐ中学生たち
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2009
06.16

骨オーケストラ

Category: 未分類
八一 からだの音を聞く 

耳に貝をあてると海の音が聞こえるっていうべ。
だったら、手で塞げば何の音が聞こえるんだべ。
やってみでけろ。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんな音すっぺ。
何の音だべ。

ある人は太古の原始音だという。
ある人は地球の回る音だという。
またある人は筋肉の伸縮する音だという。

何の音かはわからない。
だけんど普段は聞こえない音っていうのは確かだべ。
外界を遮断すると聞こえてくるっていうのも確かだべ。

俺は、からだの中のいろんな音がごちゃ混ぜになって、それに骨が共鳴してさらにごちゃ混ぜになった音、格好よく言えば骨のオーケストラ、だと思ってんなよ。

中国では骨のことを「ゴゥー」というんだ。
これ、骨の音だべ。

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2009
06.15

外見と中身

Category: 未分類
八〇 中に入る 

深田さんの御家を見ると内と外のギャップがあるべ。
これがええんだよな。
骨の家
外見と中身の違いの大きさがよ。


一昨日、川原から拾ってきていた石を並べて、目をつぶって触ってみたんだ。
いろんな感触の石があったよ。
つるつる、ざらざら、温かい、冷たい、優しい、巌しい、懐しい、新しい・・・
触っているうちに、石の中に入りたくなった。

どうすっぺ。

洞窟に行くことにしたは。
国指定の大立洞窟ってとこさ。
車一台ギリギリ通れる道を300m、そっから5分山道登ったとこだった。
週末なのに誰もいなかったな。
大立洞窟
初めて入ったんだ。
怖かったなぁ。
祠があったよ。
なんでだか手は合わせなかった。
見つめることもなかった。
水が滴っていて、触れようと思ったけれども、やめて、しばらく見ったった。

濃かった。
空気も密度も時間も情緒も、何もかも濃かった。


外から見るのと渦中で体験するのは、別世界だ。
分かっていても、違うぞ。
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2009
06.13

Category: 未分類
七九 骨で聞く

親父は大黒柱を背にして座ってた
骨は音を拾う
音は骨に響く
骨と柱は呼応する
家の中の音が大黒柱に集約される
背骨で家の様子を感じとる
親父は大黒柱を背にして座ってた
あるじの責任として

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2009
06.11

骨の家

Category: 未分類
七八 生きものに住む

伝統構法の大工様深田さんが建設中の御家でした。

骨の家

木組みと土塀の家です。

骨の家2
土壁の下地の竹小舞を掻いたところです。この後に荒壁土を塗ります。

ええなぁ。
言葉が出ねな。


深田さんは東京都世田谷区のこの現場で11月まで仕事をしているんだそうです。
興味のある方は右記リンク先から連絡とってみてけろなっし。


深田さーん!元気でなー!
早く帰って来ーい!
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2009
06.10

潮汐誤差物語

Category: 未分類
七七 満ち干の兆しを見出す

一昨日の6月8日は、旧暦5月16日で、誤差があっての満月だ。
昨日はいざよい(十六夜)。ぐずぐずしている意味の「いざよい」。満月より1時間くらい遅く出てくるからよ。
今日は更に1時間遅れの「立待ち月」で、出て来ないなあって待ちきれずに立ちあがってしまうことから名付けられたんだと。


ところでよ、前回の稽古はどうだった?
難しかったべ。
簡単に潮の満ち干をからだで感じるなんてやっちまったが、大難題だったなや。
からだの大半が水だとはいっても、体内は海じゃないべしよ。

だいたい、からだの水分の大方は細胞一つ一つの中にあるっていうでねえか。めちゃくちゃ小っちゃい海が何兆コもあるってわけだ。大海じゃなくて小海だべ。この極小の海をつないでいるのが血管やリンパ管などの河川だっていうことだべ。からだの中は海より川のほうが大きいってわけだ。矛盾だらけだなっし。

まあ、からだの中はしち面倒くさいから、実際の潮汐に話題を移すべは。こっちのほうが単純だから。
でも、なんだこりゃ、だな。こっちも全然分かんねぇ。日本国中、満ち干の時刻がバラバラだ。

満月の夜、南中に、つまり月が自分のまん前に上りきったとき、このときの時刻はおよそ、0時。これは毎回変わらない。
理屈じゃそんときが一番強く引力が働くわけだ。じゃあ、当然そのときに満潮になるはずだべした。
だけどそんな海岸一つもない。
干満が約6時間12分ごとに繰り返されるって書いているけど、そんな海岸、どこにもない。
日本海なんか、干満が一日に一回ずつだ。理屈にあってない。
引力の影響を受けるのは、地理的な状況や天候、海流などによって2時間から10数時間後になるっていうことだけんど、ちょっと待ってけろ。誤差が大きすぎるべ。

現実の海でこんなんだから、人の体内の満ち干なんて、そりゃあ一筋縄ではいかないごでね。



けれどもな、きっとからだは干満をとらえていると思うよ。干満を引き起こしている働きを、からだは感じていると思うよ。共に生きているわけだからよ。
個々人で千差万別、違うんだろうけど、いろんな兆候が出てるんだと思うよ。
例えは干潮のときは眠くなるとか、目が冴えてくるとか、音が大きく聞こえるとか、ため息が出やすいだとか。
満潮のときは掌が赤くなるとか、頭がかゆくなるとか、爪の臭いがするとか、異性のことが頭に浮かぶとか。

まずは近場の干満時刻を知ってみる(「お天気プラザ」の潮汐表や右欄の潮汐パーツを参考にしてけろ)。そのときのからだを見つめてみる。そんなんから始めてみてはどうだべ。

どうせ誤差だらけなんだから、自分なりのオリジナル潮汐誤差物語をつくってけろは。

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